9:00~22:00受付
連動性トレーニングでフィジカルの弱点を克服。怪我をしない身体で思い切ったプレーができるように
日本代表にはいけると思う
「世界で一番楽しい大会に出たいですよね。FIFA女子ワールドカップも女子サッカー日本代表として五輪出場もいけると思いますよ」とサラッと言ってのける女性、十川ゆき。
2人の兄の影響で5歳の時からサッカーをはじめ、ずっと男子に混ざってサッカー一色の小学時代を過ごした十川は、すでに中学時代から国内トップクラスの実績を出していた。
中学時代はサッカーに専念するために、親元を離れ、JFAアカデミー福島に所属。そこで、十川のサッカー人生を大きく左右するスペイン人のサッカーコーチ、フランとの出会いがある。
スペインへの憧れ
これまでは、技術を高める練習が中心だったのに対して、フランが提示した練習は全く違った。
「パス回ししている最中に、とっさに仲間が出した指の本数を答えなきゃいけない」とか、「みんなで異なるカラーのビズスを着て、指定された色の人にしかパスを出せない」とか、サッカーをしながら頭をフル回転させないとできないような練習ばかりだった。
練習後に身体が疲れたというより「頭が疲れた」という感触と共に、「これが世界のサッカーなんだ」と痛感し、世界への憧れは大きくなっていった。
高校でクラブユース日本一を経験し、高校卒業後に、日本のなでしこリーグを経ずに、「もっとサッカーを知りたい」と人脈も何もないスペインに単身渡ることを決意する。
スペインでのサッカー
「スペインでサッカーをしたい」という情熱を色んな人にぶつける中で、レアル・オビエドの練習に参加させてもらえるチャンスを得る。チャンスを活かし、正式にチームに加入することになり、スペインリーグのプロサッカー選手の道を切り拓く。
2年プレーした後に、同じくスペインのラシン・サンタンデールに移籍。3年間スペインで過ごす中で、自分の中で生まれた世界のサッカー感をもって、日本で思い切り勝負したらどうなるのか知りたいという気持ちが芽生え、2022年8月、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに移籍。
フィジカルの弱点
これまで、大きな怪我はしたことはないが、筋膜炎(肉離れ手前の状態)はよくなっていて、練習を1〜2週間中断し、リハビリを余儀なくされることがあった。
自分はフィジカルが弱いから、怪我をしない身体になるためにもっとフィジカルを強くしなければいけないと思っていた。
そんな中、知人の紹介で出会ったトレーナーの和田有稀奈(現在、BACK AGING)から提案されたのは、身体を強くするトレーニングではなく、身体を使えるようにするトレーニングだった。
連動性トレーニングとの出会い
最初は、「何これ!?」という印象だった。
地味というか、トレーニングの負荷が全然低いので、「コレで良いのかな?」と思うほどだった。
しかし、トレーニングをすることで、得られたものは、自分の身体が自分が思っている以上に動く感覚だった。むしろ、今まで「自分の身体は全然イメージしたほど動いていなかった」ということへの気づきだった。
「私の弱点を克服できるかもしれない」
フィジカルを鍛えて強くすることで弱点を埋めるのではなく、しっかりと使えるようにすることで、90分間しっかりと戦える身体にする。
連動性トレーニングが与えたもの
連動性トレーニングと呼ばれる全身の連動性を高めるトレーニングを本格的に取り組むという方向性が定まり、スペインにいる期間も、トレーニングメニューを処方してもらい、オンラインでつなぎ指導を受けていた。
怪我をした時も、連動性トレーニングと同じ連動性を基礎理論とした連動性療法を用いてオンラインで治療を受け、怪我を直し、克服することができていた。
そして、気がつくと、連動性トレーニングを取り入れてから、どんどん怪我をしなくなっていき、ついには全くしなくなっていた。
身体が動くようになったことで、自分の身体に対しての信頼が増したことで、思い切ったプレーができるようになっていった。同時に「自分はもっとサッカーが上手くなれる」と、自分の可能性も信じられるようになっていった。
夢に向かうステップ
今は、まず今のチームでしっかりと活躍して、チームの勝利に導くことが第一。そのためには、チームの監督、コーチ、選手とお互いの考えをよく理解しあい、求められていることと自分がしたいことをしっかりすり合わせていく。
その一歩として、連動性トレーニングをみんなにも知ってもらいたいと思っている。
※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
BACK AGING(バックエイジング)のパフォーマンスアッププログラムについて知る
パフォーマンスアップに興味のある方はLINEからご相談ください(無料)