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慢性腰痛を繰り返してしまう背景 ― 何年も腰痛と付き合っている方へ

慢性腰痛には、身体の状態、日常生活、仕事や運動、心理的・社会的な要素など、複数の背景が関係することがあります。バックエイジングでは、その中でも「身体の使い方」に着目します。
何年も腰痛が続き、さまざまな治療やセルフケアを試しても、しばらくするとまた繰り返してしまう。それは、これまで受けてきた治療が悪かったからでも、あなたの努力が足りなかったからでもありません。
この記事でお伝えしたいこと
この記事でお伝えしたいのは、より良い治療を探すことだけでなく、ご自身に合った身体の使い方に目を向けることも、腰への負担を見直す一つの選択肢になるかもしれない、ということです。その理由を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
こんな腰痛にお悩みではありませんか
- マッサージ・鍼・ストレッチを試しても、しばらくするとまた痛くなる
- 病院で「画像上は大きな異常はない」と言われたが、痛みが続いている
- 椎間板ヘルニアと診断され、今後どう向き合えばよいか悩んでいる
- 朝、起き上がるときに腰がつらい
- 長時間座ったあとや、車の運転後に腰が気になる
- 何度も繰り返すため、動くことが不安になっている
ひとつでも当てはまる方に、バックエイジングが10年以上研究してきた「骨格の個体差と身体の使い方」について、少しだけお話しします。
なぜ「腰まわり」だけをケアしても繰り返すのか
大切なのは、痛む場所だけでなく、腰に負担が集まりやすい身体の使い方にも目を向けることです。
慢性腰痛に対して、マッサージ・鍼・ストレッチ・体幹トレーニング・湿布や鎮痛薬など、さまざまな方法を試してきた方も多いと思います。その一方で、「受けた直後は楽でも、しばらくするとまた痛くなる」と感じている方もいます。
『腰痛診療ガイドライン2019』では、腰痛の慢性化には、仕事の負担やストレス、不安などの心理社会的な要素も関係するとされています。慢性腰痛を一つの要因だけで説明することはできません。
病気や損傷の有無は医療機関で確認し、バックエイジングでは、腰に負担が集まりやすい身体の使い方や動きを確認します。

日本人の腰痛の現状|男女とも自覚症状の第1位
厚生労働省「2022年(令和4年)国民生活基礎調査の概況」では、男女ともに腰痛が1位、肩こりが2位と報告されています。女性は2019年調査では肩こりが1位でしたが、2022年調査では腰痛が1位となりました。
腰痛にはさまざまな背景があり、すべての人に同じ方法が合うとは限りません。そのため、症状や生活背景、身体の使い方などを個別に確認することが大切です。

腰痛の分類|特異的腰痛と非特異的腰痛
『腰痛診療ガイドライン2019』では、腰痛は特異的腰痛と非特異的腰痛の2つに大別されます。

特異的腰痛は、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨折、感染症など、痛みに関係する特定の疾患や病態が考えられる腰痛です。医療機関で診察や必要な検査を受け、適切な診断・治療につなげることが大切です。
非特異的腰痛は、診察や画像検査などを行っても、痛みの原因を一つに特定することが難しい腰痛です。姿勢や動作、運動量、仕事や生活環境、心理社会的な要素など、複数の背景が関係することがあります。
バックエイジングの考え方|骨格の個体差と身体の使い方
バックエイジングは、トップアスリートのパフォーマンス向上に取り組む中で、一人ひとりの骨格や動き方の違いに着目してきました。血液型が生まれ持った違いであるように、人の骨格にも先天的な個体差があると考えています。そのため、同じ「正しい姿勢」や「良いフォーム」が、すべての人に同じように合うとは限りません。
バックエイジングでは、10年以上にわたる研究と現場での分析をもとに、こうした違いを16の動作タイプに整理しています。
「良い姿勢」は、骨格タイプによって変わる
あるタイプにとっては少し猫背の姿勢が骨格上もっとも自然で安定する場合もあれば、別のタイプにとっては同じ姿勢が身体に負担のかかりやすい姿勢になることもあります。骨格タイプが変わると「良い姿勢」「良い歩き方」の定義そのものが変わってしまう ― ある人にとっての正解が別のタイプの人には合わないというのがバックエイジングの立場です。
子供のころは、骨格タイプに合った動きが自然にできている
子供のころは、骨格タイプに合った動きが自然にでき、腰痛が出にくいとバックエイジングでは考えています。
成長するなかで、特定の姿勢や動きを意識したり、スポーツ指導や生活習慣の影響を受けたりすることで、本来の自然な動き方から少しずつ外れていくことがあります。
バックエイジングでは、こうした身体の使い方によって腰へ負担が集まりやすくなることも、腰痛を繰り返す背景の一つだと考えています。

身体の使い方によって、負担が特定の部位に集まることがある
自然な身体の使い方から外れると、全身に分散していた負担が、腰や膝、肩など特定の部位に集まりやすくなることがあります。バックエイジングでは、腰まわりだけを見るのではなく、骨盤・肩甲骨・股関節など全身の連動を確認し、その人に合った身体の使い方を一緒に見直していきます。

ご注意いただきたいこと(医療機関への受診目安)
次のようなサインがある腰痛は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。
- 安静にしていても強い痛みが続く、夜間に強く痛む
- 足のしびれや脱力、力が入りにくい感覚がある
- 排尿・排便のコントロールがしづらい
- 発熱・体重減少・転倒や事故などの外傷後
こうしたサインがなく、医療機関の検査でも大きな異常が見つからないのに、痛みが続いている方もいます。バックエイジングでは、そのような慢性腰痛に対して、身体の動きや骨格の個体差を丁寧に確認し、腰だけでなく全身の連動から、腰に負担が集まりやすい身体の使い方を見直していきます。
腰痛が長引く・繰り返す方へ
これまでさまざまな方法で腰痛と向き合ってきたものの、思うような変化を感じられない方や、一度落ち着いても繰り返している方へ。
バックエイジングでは、腰痛にはさまざまな背景があると考え、身体の使い方という別の視点から、全身の動きや連動、腰への負担のかかり方を確認します。ご希望に合わせて、以下の2つのメニューをご用意しています。
【おすすめ】骨格・動作タイプ検査 + 初回治療セッション(セット)
今ある腰の状態をケアしながら、ご自身の身体の使い方も一緒に確認したい方へ。
全2回・13,200円(税込)
まずは検査だけ試したい方へ
ご自身の骨格と動きの特徴を知りたい方のための単体コースです。
5,500円(税込)
どのメニューが合うか迷われている方へ
無料のオンライン問診でご相談いただけます。
ご自身の骨格タイプを知り、そのタイプに合った身体の使い方に戻していくことで、腰にかかる負担を減らしていくことを目指せると、バックエイジングは考えています。
よくあるご質問(FAQ)
- Q. 整形外科と何が違いますか?
-
A. 整形外科では、診察や画像検査などをもとに診断し、薬物療法やリハビリテーション、必要に応じて手術などの医療を行います。
バックエイジングは医療機関ではありません。医療機関での診断や治療を尊重しながら、骨格動作タイプ検査を通じて身体の使い方や全身の連動を確認し、その方に合った動き方を見直すサポートを行います。
- Q. 骨格動作タイプ検査とは何ですか?
-
A. 身体の動きを撮影・分析し、骨格や動きの特徴をもとに、ご自身の動作タイプを16タイプの中から確認するバックエイジング独自の検査です。
検査結果をもとに、現在の身体の使い方の特徴や、ご自身の骨格に合った動き方の方向性をお伝えします。
- Q. マッサージや鍼で楽になっても戻るのはなぜですか?
-
A. マッサージや鍼によって、一時的に身体が楽になることはあります。
一方で、腰に負担が集まりやすい身体の使い方が残っている場合、日常生活や運動の中で再び同じ部位に負担がかかり、痛みを繰り返すことがあります。
バックエイジングでは、腰まわりをケアするだけでなく、全身の動きや連動も一緒に見直していきます。
- Q.椎間板ヘルニアと言われましたが、必ず手術が必要ですか?
-
A. 腰椎椎間板ヘルニアでは、状態によって手術以外の保存的な治療が選択される場合もあります。手術が必要かどうかは、痛みやしびれ、筋力低下などの状態を踏まえて医師が判断します。
バックエイジングでは、医療機関での診断や治療と並行して、骨格動作タイプ検査を通じて身体の使い方や腰への負担のかかり方を確認し、ご自身に合った動き方を見直すサポートを行います。
しびれや筋力低下がある場合や、症状が強くなっている場合は、まず主治医または整形外科へご相談ください。
- Q. 若い頃は腰痛がなかったのに、大人になってから慢性化したのはなぜですか?
-
A. 子供のころは骨格タイプに合った動きが自然にでき、腰痛が出にくいとバックエイジングは考えています。
特定の姿勢や動きを意識したり、スポーツ指導や生活習慣の影響を受けたりするなかで、本来の自然な動き方から少しずつ外れ、腰に負担が集まりやすくなることがあります。
バックエイジングでは、こうした身体の使い方が続くことも、腰痛を繰り返し、慢性化する背景の一つになると考えています。
出典・参考
- 厚生労働省「2022年(令和4年)国民生活基礎調査の概況」III 世帯員の健康状況 [https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html]
- 日本整形外科学会・日本腰痛学会『腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)』南江堂
- Mindsガイドラインライブラリ「腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)」[https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00498/]
監修・執筆
著者:BACK AGING編集部
研究監修 伊藤龍平 / 株式会社HUREC 代表取締役
医師・理学療法士・鍼灸師、トップアスリート指導者など身体の専門家で構成される研究団体HURECを組織し、10年以上にわたり骨格の個体差(先天的特質)を研究。その研究から「骨格動作タイプ」を16種類に体系化。各種競技のオリンピックアスリート、日本代表選手、などからも多くの支持を受ける。
医療監修 浜木遼太(はまき りょうた) / 鍼灸師・連動性トレーナー・BACK AGING藤沢店 店長
森ノ宮医療大学 鍼灸科で鍼灸師の国家資格を取得。変形性膝関節症、腰椎椎間板ヘルニア、慢性腰痛など、他院で改善に至らなかった重度の慢性痛を専門とする。骨格動作タイプにもとづき、一人ひとりに合った体の使い方から痛みの根本原因にアプローチする。自身も陸上競技で怪我に苦しんだ経験を持ち、繰り返す痛みのつらさを知る。
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