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腰痛の原因と対処法まとめ|腰痛に関して徹底解説

腰痛は現代人にとって非常に一般的な悩みの一つです。座りっぱなしのデスクワークや、運動不足、不適切な姿勢などが原因で、腰にかかる負担は日々増加しています。この記事では、腰痛の原因とその対策について様々な側面から詳しく解説し、日常生活でできる予防法や、効果的な治療法についても紹介します。腰痛に悩む多くの人々にとって、この記事が少しでも役立つ情報となることを願っています。

目次

そもそも「腰」とは何か?

腰ってどこ?

解剖学的には、肋骨が付いている第12胸椎までが背中で、そこから下の第1腰椎からが腰の始まりと考えられています。腰の終わりの部分は明確ではありませんが、仙骨は腰骨に含まれることから、お尻部分も腰の一部ということもできるでしょう。

腰の構造とは?「脊椎」と「腰椎」

腰の骨である腰椎は、脊椎(背骨)の一部です。脊椎は、椎骨という骨が積み重なってできており、上から順番に、7個の椎骨からなる頸椎(背骨の首の部分)、12個の椎骨からなる胸椎(背骨の胸の部分)、5個の椎骨からなる腰椎、そして仙骨と尾骨で構成されています。

腰椎は通常5個ですが、6個ある人も少数いて、ごく稀に4個という人もいます。椎骨と椎骨の間には、ゼリー状の椎間板があり、クッションの役割を果たしています。

脊椎(背骨)を横から見ると、頸椎は前方に、胸椎は後方に、腰椎は前方にふくらむ、ゆるいS字系のカーブを描いていることが分かります。この曲線は人が二足歩行をする進化の過程で頭や上半身の重さを分散させるために生まれたと考えられています。

腰の周辺にある主な筋肉

腰の周辺にある主な筋肉には、胸椎から仙骨周辺まで広がる広背筋、胸椎・腰椎と足の付け根を結ぶ大腰筋、骨盤と足の付け根を結ぶ腸骨筋、仙骨と足の付け根を結ぶ梨状筋、おなかにある腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋、お尻にある大臀筋、中臀筋などがあります。

腰の構造と周辺にある筋肉の要約

  • 腰は、腰椎周囲の背部を指す。
  • 腰椎(腰の骨)は5個の椎骨から構成される。
  • 腰周辺の主な筋肉として、広背筋、大腰筋、腸骨筋、梨状筋、腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋、大臀筋、中臀筋がある。

では、「腰痛」とは何か?腰痛にも様々な定義がある

腰痛の定義を「痛む部位」「発症からの期間」「原因」から考える

厚生労働省による国民生活基礎調査(*1)では、30年間、腰痛は有訴者率1位の座を保ち続けており、その数は40歳以上で2,770万人(*2)いると言われています。(*1 厚生労働省が2年に一度行う調査 *2 東京大学研究グループ調べ)

腰痛はもはや「国民病」の一つといっても過言ではないですが、実はその定義には曖昧な部分が多くあります。

なぜなら、腰痛はあくまで「症状の名前」であり、「疾患の名前」を指すものではないからです。例えば、「高熱」(症状)を引き起こす疾患は、「インフルエンザ」や「肺炎」や「水疱瘡」などたくさんあるため、高熱をインフルエンザによって起こるものと単純に定義することができません。腰痛の場合も同様です。

腰痛の根底には様々な疾患があり、定義は慎重に行う必要があります。以下では、「痛む部位」「発症からの期間」「原因」の3つの観点から腰痛とは何か?について解説していきます。

疼痛の部位からの定義

腰痛は痛む部位から考えると次のように定義できます。「体幹後面に存在し、第12肋骨と殿溝下端の間にある、少なくとも1日以上継続する痛み。片側、または両側の下肢に放散する痛みを伴う場合も、伴わない場合もある」。

発症からの有症期間による定義

腰痛を発症からの期間で分類すると、「急性腰痛」、「亜急性腰痛」、「慢性腰痛」の3つに大別されます。一般的に、急性腰痛は発症から4週間未満、慢性腰痛は3ヶ月以上継続する腰痛と定義されています。そのため、急性腰痛と慢性腰痛の間にある亜急性腰痛は、発症から4週間以上、3ヶ月未満の腰痛が該当すると考えられます。

原因別からの分類

腰痛の原因は、脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性、その他に分けられます。

脊椎とその周辺運動器由来の腰痛として、脊椎腫瘍、脊椎感染症(化膿性椎間板炎・脊椎炎・脊椎カリエスなど)、脊椎外傷(椎体骨折など)、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症、代謝性疾患(骨粗鬆症、骨軟化症など)、脊柱変形(側彎症、後彎症、後側彎症)、非化膿性炎症疾患(強直性脊椎炎、乾癬性関節炎など)、脊柱靭帯骨化、筋・筋膜性、脊柱構成体の退行性病変(椎間板性、椎間関節性など)、仙腸関節性、股関節性があります。

神経由来の腰痛として、脊髄腫瘍、馬尾腫瘍などがあります。内臓由来の腰痛として、腎尿路系疾患(腎結石、尿路結石、腎盂腎炎など)、婦人科系疾患(子宮内膜症など)、妊娠があります。血管由来の腰痛として、胸部大動脈瘤、解離性大動脈瘤などがあります。

心因性の腰痛として、うつ病やヒステリーなどがあります。

腰痛の定義の要約

腰痛は、「痛む部位」「発症からの期間」「原因」の3つの観点から定義が可能である。

痛む部位からの定義

体幹後面に存在し、第12肋骨と殿溝下端の間にある、少なくとも1日以上継続する痛み。片側、または両側の下肢に放散する痛みもを伴う場合も、伴わない場合もある。

発症からの期間による定義

「急性腰痛(発症から4週間未満)」「亜急性腰痛(発症から4週間以上、3ヶ月未満)」「慢性腰痛(3ヶ月以上継続)」

原因別からの定義

脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性、その他に定義される。

具体的な原因は、重篤な基礎疾患(悪性腫瘍、感染、骨折など)、下肢の神経症状を併発する疾患、各種の脊柱構成体の退行性病変(椎間板・椎間関節変性など)の3つに大別される。

腰痛の原因は大きく分けて2種類!

腰痛の原因を「診断法」と「治療法」から考える

腰痛の原因は、腰痛の定義で述べたように、脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性、その他に分けられます。

これらの原因は、「診断法が確立している/確立していない」と「治療法が存在している/存在していない」という観点から、「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」の2つに大別できます。

特異的腰痛

特異的腰痛とは、診断法が確立し、病態に対応した治療法が存在する腰痛です。特異的腰痛の場合、医師の診察や画像の検査(X 線や MRI など)によって、腰痛の原因の特定が可能です。

特異的腰痛は、医療機関を受診する腰痛患者の約15%に過ぎないといわれています。つまり、原因が確定できる腰痛は全体のわずか15%しかないということです。

15%の内訳は、腰椎椎間板ヘルニアが約4~5%、腰部脊柱管狭窄症が約4~5%、圧迫骨折が約4%、背骨の感染(感染性脊椎炎)や癌の脊椎への転移など背骨の重篤な病気が約1%、尿路結石や解離性大動脈瘤などの背骨以外の病気が1%未満とされています。

非特異的腰痛

非特異的腰痛とは、診断法と治療法が確立していない、つまり診断・治療の手法が不十分であり、医療者全員が納得できる共通の診断・治療が無いという腰痛です。

非特異的腰痛の代表例として、ぎっくり腰があります。

一般的にぎっくり腰と呼ばれる状態で医療機関に行くと、腰椎捻挫もしくは腰部挫傷と診断されます。しかし、厳密にはどこが発痛源であるかは、医師が診察しても 画像の検査(X 線や MRI など)をしても断定できません。画像の検査の結果、骨のずれ(すべり)やヘルニアなどの異常があっても、腰痛が無い人もいますし、腰痛があっても画像検査では全く問題が無い場合もあるからです。

ぎっくり腰は、腰椎やその周辺組織のどこかに痛みの原因がある可能性が高いものの、その損傷部位は現代医学では明確にすることができない非特異的腰痛といえます。

腰痛の原因の要約

  • 腰痛は、特異的腰痛と非特異的腰痛の2種類に大別できる。
  • 特異的腰痛は、診断法、治療法ともに確立しており、原因が特定されている。
  • 非特異的腰痛は、診断法、治療法ともに確立しておらず、原因が特定されていない。
  • 腰痛の85%が原因不明の非特異的腰痛とされている。

腰痛診断で使用される各画像検査の特徴

各種の画像検査は腰痛診断の基本的ツールとなっており、複数の画像診断を組み合わせることが重要とされています。

単純X線撮影(レントゲン撮影)

単純X線撮影とは、いわゆるレントゲン撮影を指します。

レントゲン撮影では、X線(エックス線)を体に照射し画像化することで、腰椎の並びや骨の変形などを確かめます。単純X線撮影は、低コストかつ利便性が高いため腰痛診断の画像検査として最も普及しており、腰痛の原因の初期診断に有用と考えられています。

CT

CTとは、Computed Tomography(コンピューター断層撮影法)の略称です。

CT装置の中に入り、X線を360度から当てて体の様子を画像化する技術です。高解像度での撮影や、三次元像構築ができるCTは、変形や変性などの解剖学的特徴や病態を把握しやすというメリットがあります。

MRI

MRIは、Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称です。CTと同じく体の断面画像を得るために使用されますが、CTでは放射線が用いられているのに対し、MRIでは磁気が利用されています。

そのため、放射線による被爆がなく、子どもや妊婦も検査を受けることが可能です。

骨シンチグラフィと骨SPECT

骨シンチグラフィとは、放射性医薬品を注射し、そこから出る放射線の分布を特別なカメラで捉えて全身の骨の様子を確認する検査です。

使用する放射性医薬品は骨の代謝が盛んな部分に多く集まるため、骨の状態が変化している部分を見つけることができ、がんの骨転移や外傷などによる微少骨折などX線検査では分かりにくい様々な骨疾患の診療に用いられているほか、疲労骨折や骨粗しょう症などによる骨折の早期発見にも使用されています。

骨シンチグラフィは全身画像を基本として行われることが多いですが、コンピュータで画像再構成し断層画像にしたSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)では、異常に薬品が集まっている部位をより詳しく見ることが可能です。

骨SPECTでは、X線検査ではっきりしない病変の存在診断や原因不明の骨痛や関節痛の評価に使用できるとも考えられていますが、腰痛診療ガイドライン2019の時点では、腰痛に対するSPECTの臨床的有効性を研究したエビデンスレベルの高い報告はないとされています。

椎間板造影

椎間板造影とは、椎間板の変性の度合いやヘルニアの部位などを診断するための検査です。

ヘルニアはレントゲン写真には映らないため、レントゲンに写る液である造影剤を椎間板内に注入することでヘルニアの有無や椎間板圧の変化で痛みが誘発されるかを検査するほか、CTを撮影することで断面像で神経の圧迫などを見ることができます。

現在ではMRIなどの画像検査の進歩に伴い、侵襲的な(身体に負担を与える)側面を持つ椎間板造影は以前ほど行われなくなっていますが、MRIでは診断の難しい外側ヘルニアや椎間板性の疼痛などの診断のために使用されることもあります。

筋電図検査(EMG)

筋電図検査とは、人が体を動かしたり力を入れたりすると筋肉の細胞から発生する活動電位を記録し評価する検査です。

腰痛患者の背部筋の機能不全や、リハビリテーションの効果を評価するうえで有用だと考えられています。

腰痛の原因の要約

  • 腰痛診断の画像検査として、単純X線撮影(レントゲン撮影)、CT、MRI、骨シンチグラフィと骨SPECT、椎間板造影、椎間板造影などがある。
  • 腰痛患者に対するX線撮影は、腰痛の原因の初期診断に有用である。
    しかし、神経症状を伴わない非特異的腰痛患者に対する初診時の撮影は必須ではない。
  • 危険信号や神経症状がある場合、X線撮影に引き続いて、MRI撮像が推奨される。
  • 椎間板、椎体終板、傍脊柱筋などの脊柱構成体を評価するうえでは、MRIが有用である。
  • 椎間板造影、椎間関節造影はそれぞれの腰痛の診断に有用である可能性はあるが、必要に応じて複数の画像診断を組み合わせることが必要である

【対処法①】腰痛の薬物療法

腰痛に対する薬物療法の主な目的は、患者の痛みを低減し、活動性を回復させ、慢性腰痛を予防することだと考えられます。

医師は、個々の患者の病態や愁訴、年齢、痛みの程度、全身状態などを考慮しながら薬物治療を行います。患者もその薬物の作用や副作用といった特徴を理解することによって、より満足度の高い治療になることが期待されるでしょう。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

NSAIDs(エヌセイズ)は、抗炎症作用や鎮痛作用に優れていますが、胃潰瘍や胃炎、十二指腸潰瘍、腎機能障害などの副作用が起こる場合があります。副作用は使用量に応じて増えるとされています。

アセトアミノフェン(パラセタモール)

抗炎症作用はありませんが、十分な量を服用すれば優れた鎮痛作用が期待できます。

弱オピオイド(商品名:トラマール、トラムセット、ワントラム)

弱オピオイドは、NSAIDsやアセトアミノフェンで十分な効果が得られない軽度から中等度の様々な痛みに効果が期待できます。

主な副作用は、吐き気、嘔吐、便秘、めまい、傾眠で、投与後すぐに症状が見られることが多いとされています。そのため、事前に制吐薬や下剤の投与をすれば、副作用を減らすことも可能です。

弱オピオイドは、長期にわたって使用すると、精神的依存や身体的依存が生じることがあるとされており、中止または減量時には注意が必要です。

筋弛緩薬

筋弛緩薬は、脳から出された筋肉緊張の指令を抑えて、筋肉の過剰な緊張状態を和らげる薬です。

セロトニン・ノンアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)(商品名:サインバルタなど)

SNRIは、脳内で痛みの抑制機能を活性化させ、鎮痛効果を発揮します。脳への薬の作用部位がうつ病と同一なので、うつ病で内服治療流の人は薬が重複しないよう注意する必要があります。

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液は、脳に痛みの刺激が届くのを抑え、鎮痛効果を発揮する中枢神経系作用薬です。痛みを抑える作用は軽微ですが、ほとんど副作用がないというメリットがあります。

強オピオイド

強オピオイドは、医療用麻薬です。強オピオイドの主な適応は、がん性疼痛ですが、一部で「中程度から高度の慢性疼痛における鎮痛」に保険適用のある苦しがあります。

強オピオイドには強い鎮痛効果がありますが、それと同時に副作用の発現率も高くなります。傾眠、吐き気、嘔吐、便秘、めまいなどの副作用が多く認められ、ひどい場合は呼吸抑制や意識障害をきたします。

腰痛の薬物療法の要約

  • 薬物療法は痛みの低減や、機能改善に役立つ。
  • 急性腰痛に推奨される薬には、非ステロイド性抗炎症薬、筋弛緩薬、アセトアミノフェン、弱オピオイド、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液がある。
  • 急性腰痛に推奨される薬には、セロトニン・ノンアドレナリン再取り込み阻害薬、弱オピオイド、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液、非ステロイド性抗炎症薬、アセトアミノフェン、強オピオイド、三環系抗うつ薬がある。
  • 急性腰痛に推奨される薬には、非ステロイド性抗炎症薬、Caチャネルα2δリガンド、セロトニン・ノンアドレナリン再取り込み阻害薬がある。

【対処法②】腰痛の物理療法・装具療法

腰痛の物理療法として、牽引療法、超音波療法、TENS(経皮的電気神経刺激)、温熱/寒冷治療などがあります。
装具療法として、腰椎サポート(コルセット)などがあります。

牽引療法

牽引療法とは、腰痛患者の上半身をベッドなどの床面に固定し、専用の牽引器で患者の腰椎を下方向に引っ張る治療法です。

以前は神経症状のある腰痛に牽引療法が行われてきましたが、近年では有効性についての科学的根拠の不足が指摘されています。

「腰痛診療ガイドライン2019」では有効性についてのエビデンスが十分でないとして、腰痛患者に明確な推奨はできないと記されています。

超音波療法

超音波療法は、皮膚の上から超音波を当て、患部に熱やエネルギーを送ることで刺激する物理療法です。

超音波療法はぎっくり腰のような急性腰痛では、痛みを緩和する効果が報告されることがありますが、痛みを感じはじめてから3ヶ月以上経過した慢性腰痛には効果が現れないことが多いと考えられています。

TENS(経皮的電気神経刺激)

TENSは、連続的に電気刺激を与えることで、皮下の末梢神経の興奮を促します。

温熱療法

温熱療法には、一定温度に温めたパックをタオルに包んで患部に当てるホットパック、電磁波で体の深部に熱を伝えるマイクロ波療法、赤外線を照射する赤外線療法などがあります。

温熱療法は、患部を温めることで関節や筋肉のこわばりがほぐれ、体を動かしやすくなるという効果もあります。

しかし、冷えるともとに戻ってしまう温熱療法は腰痛の根本的な解決法とはいえず、「腰痛診療ガイドライン2019」では、腰痛に対して温熱治療を推奨する高品質のエビデンスは存在しないと記載されています。

腰椎サポート(コルセット)

コルセットを長時間使用すると、腰椎周辺の筋力が低下し、結果として痛みを助長させる恐れもあります。

【対処法③】腰痛の運動療法

慢性腰痛に対する運動療法は有用と考えられており、強く推奨されています。しかし、急性腰痛や亜急性腰痛に対する運動療法のエビデンスはまだ明らかにされていません。

すでに病院で診断を受けている方へ
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【対処法④】腰痛の手術療法(脊椎固定術)

腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインによれば、腰椎椎間板ヘルニアで排尿・排便障害など重度の馬尾神経症状が現れた場合は、できるだけ速やかに手術をすることが望ましいとされています。

また、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、腰椎すべり症や腰椎側湾症で脊柱管狭窄症の症状が出ていて、保存療法を3〜6ヶ月通けても、腰痛や坐骨神経痛、歌詞のしびれに改善が見られず、症状が悪化していく場合も、手術が検討されます。

また、脊柱管狭窄症で馬尾神経が障害され、排尿・排便障害、歌詞のマヒ症状、筋力低下などがある場合、10〜20mの歩行も困難な間欠性跛行がある場合も、保存療法では改善が難しいので、手術が検討されます。

【対処法⑤】腰痛のインターベンション治療

神経ブロック

神経ブロック注射は、痛みを伝達する知覚神経の働きを局所麻酔薬なので一時的に麻痺させる治療法です。

神経に麻酔薬を注射する神経根ブロック、神経を包む硬膜という膜の外側に麻酔薬を注射する硬膜外ブロックなどがあります。

注射により神経の痛みは一時的になくなりますが、薬の効果が切れると再び痛みが現れます。しかし、多くの場合、痛みは以前よりも軽くなります。なぜなら、神経の働きを遮断することで、痛みの悪循環を断ち切ることができるからです。

神経ブロック注射にはしびれや脱力感、排尿障害、めまい、吐き気、頭痛などの副作用があります。

BACK AGING(バックエイジング)が考える腰痛の原因と対処法

腰痛の根本原因と解決策、さらに再発を防ぐ方法については、こちらの記事「腰痛が治らないたった1つの理由」で解説しています。

BACK AGINGのLINE公式では、腰痛改善に役立つエクササイズ動画も配信しています。より詳細な情報をお求めの方はぜひLINEからご相談ください。ご予約もLINEから承っております。

― 同じ腰の痛みでも、原因も治し方も人によって違います ―

痛む場所が同じでも、その原因は骨格の違い(個体差)によって一人ひとり異なります。必要なアプローチも、人によって変わります。
初回は、骨格・動作タイプ検査であなたのタイプ(16種類)を分析し、なぜ繰り返してきたのかを理由からご説明します。そのうえで、あなたに合った体の使い方をお伝えし、効果を体感していただきます。

膝・腰をはじめ、長引く体の痛みにお悩みの方へ
この記事を運営するバックエイジング(BACK AGING)藤沢店は、JR藤沢駅南口から徒歩4分。慢性的な膝痛・腰痛を専門とする治療院です。肩や股関節など、膝・腰以外の長引く痛みのご相談も多くいただいています。「病院や治療院に通っても良くならない」という方は、骨格動作タイプ検査で原因をお確かめください。

BACK AGING(バックエイジング)藤沢店|ひざ痛・腰痛専門治療院
〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-4-13 ロコテラス湘南 7階/JR藤沢駅南口 徒歩4分

著者:BACK AGING編集部

研究監修 伊藤龍平 / 株式会社HUREC 代表取締役
医師・理学療法士・鍼灸師、トップアスリート指導者など身体の専門家で構成される研究団体HURECを組織し、10年以上にわたり骨格の個体差(先天的特質)を研究。その研究から「骨格動作タイプ」を16種類に体系化。各種競技のオリンピックアスリート、日本代表選手、などからも多くの支持を受ける。

監修 浜木遼太(はまき りょうた) / はり師・きゅう師(国家資格)・BACK AGING藤沢店 店長
森ノ宮医療大学 鍼灸科で鍼灸師の国家資格を取得。変形性膝関節症、腰椎椎間板ヘルニア、慢性腰痛など、他院で改善に至らなかった重度の慢性痛を専門とする。骨格動作タイプにもとづき、一人ひとりに合った体の使い方から痛みの根本原因にアプローチする。自身も陸上競技で怪我に苦しんだ経験を持ち、繰り返す痛みのつらさを知る。

腰痛改善を体感したお客様の声

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N H
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ランニングを長く、どこか痛まず、走り続けられるようにと思い、連動性と言う言葉に興味を持ち通い始めました 毎回、問診的な最近のランニングや痛みなどのヒアリングから始まり、片足立ちなどの動作を見てもらって、バランスの崩れや動きのバランスの悪さを指摘され、それを修正するためのエクササイズを指導してもらいます 毎回驚くのは、次々と異なる動きの悪さが見つかることです 足首が動いていない、脛が外旋してない、、、、今まで意識したこともない動きの悪さが見つかります 走るにも全身の筋肉が連動するので修正は多岐に渡りますが、毎回の少しずつ改善されてきています 長く走り続けられるように続けていきたいと思います
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内田源一郎
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腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けた後、またランニングができるようになりたいと、整体やマッサージに行くことも考えたのですが、根本的な体の動きを見直さないとまた、怪我を再発してしまうと思い、バックエイジングさんに通ってみようと思いました。初回セッションから1カ月ぐらい。セッションで行う調整メニューは最初、え?こんな簡単な動きだけでいいの?と思いましたが、そんな簡単な動きにも、無駄な力が入っていたり、バランスが悪かったりしているのですが、どこを注意したらいいのかを丁寧に説明をしてくれるので、とても分かりやすく、しっかりと自分の体と向き合える時間になっています。その日に行った調整はLINEでフィードバックしてくれるので、自宅でしっかりと復習もできます。
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C Allen N
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海外在住ですがオンラインで親切にレッスンを行なってくれます。おかげで体の調子と運動の時の体の使い方が上手になりました。
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優満
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高校でバスケをしているものですが、腰痛で悩んでいて、整形外科のリハビリに1ヶ月程通ったもののあまり効果が見られなかった為バックエイジングのセッションを受けました。2ヶ月程悩んでいた腰痛でしたが、骨格診断の結果に基づく簡単なトレーニングにより約1週間で痛みがほとんどなくなりました。 また、足首の痛みがあった際も適切なトレーニングを教えて頂き、大きく痛みが軽減されました。 教え方も丁寧で非常に満足しています!
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米井朋香
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サッカー人生の中で、これまでに後十字靭帯の損傷や内側側副靱帯の断裂を経験し、その後も膝の後遺症に悩まされていました。 その影響もあってか、大腿部の肉離れや膝蓋腱炎にも悩まされるようになりました。 特に膝蓋腱炎はかなり長く続き、ワンシーズンを通して痛みを抱えながらプレーしていました。 走るときだけでなく、ターンやキックの動作でも痛みがあり、サッカーをするたびに膝を気にしながらプレーしていました。 少しでも良くなればと思い、毎週鍼治療を行なったり、膝周りの強化やストレッチを続けたりしていましたが、それでもなかなか痛みがなくならず、日常生活でも階段の上り下りで痛みを感じるほどでした。 正直、この痛みとは一生付き合っていくことになるのかなと思っていました。 そんな中でBACK AGINGを受けて、これまでのように膝だけを見るのではなく、自分の骨格タイプに合わせた調整をしてもらい、身体全体の使い方まで見てもらえたことが大きな違いでした。 自分では「膝が悪いから膝を治す」という考え方になっていましたが、骨格タイプに合わせて身体を調整してもらい、自分の身体に合った動かし方を教えてもらうことで、今までとは違った視点から自分の身体を考えられるようになりました。 そして一番驚いたのが、ワンシーズンずっと悩んでいた膝蓋腱炎の痛みが、調整を始めてから約2ヶ月で痛みが全く無くなったことです。 その後も痛みがぶり返すことはなく、むしろ身体の動かしやすさやコンディションも徐々に上がっていきました。 以前は走る・ターンする・キックするといった動作のたびに膝を気にしていましたが、今では膝の痛みを気にせずサッカーやトレーニングができるようになったことが本当に嬉しいです。 同じように膝の痛みを抱えながらスポーツを続けている方には、痛い部分だけを見るのではなく、自分の骨格タイプを知り、それに合った身体の使い方や動作を身につけることが大切なんだと伝えたいです。 「膝が痛いから膝を治す」だけではなく、自分の骨格に合った動き方を身につけることが、痛みを繰り返さず、より良いコンディションでスポーツを続けていくためにも大切だと思います。 長く痛みに悩んでいる方や、いろいろ試してもなかなか改善しない方には、一度、自分の骨格に合った身体の使い方という視点から身体を見てもらうことをおすすめしたいです。
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原良枝
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アイパークのイベントがきっかけで来ました。 肩や腰の痛みが時折出ていました。 肩の痛みや凝りがずっと楽になる感覚があります。 血行が良くなる感じもあります。 痛みがずっとあったり、慢性的にある人におすすめです。
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Higashide Nori
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現在、テニスコーチをしており、ちょくちょく試合にも出ている者です。 結論、かなりおすすめします。怪我が多い方や身体に無理のある動きの自覚がある方、さらにそもそも身体の使い方がわからない方等… こちらに通うことで、あなたのタイプに合わせた身体操作を、体感覚で身につける事ができます。 思考で身体を動かすのではなく、感覚的に良い動きを体得したい方は、一度訪れてみると良いと思います。 スタッフの方の対応も良いですので、安心して通う事も可能だと思います。
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裕美柿崎
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椅子に座り続けると腰痛があったのですが、連動性トレーニングのお陰でスッキリ解消でき、生活が楽になれそうです
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菅原・丹治由実
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知人の紹介で通い始めました。 趣味でゆったりランニングをしていて、年に数回フルマラソンを走ります。 仕事も中程度の肉体労働なのもあり、メンテナンスしてくれるところを探していました。 40代中盤になったのもあり、階段かけ上がった時の関節や急に立ち上がった時の股関節の違和感などが気になっていました。 こちらは、一般的に揉んだり伸ばしたり何かを施してくれるといった感じところではなく、自分で自分の身体をうまく使えるようになるように指導してくれます。 なので、一時的によくなるという感じではなく根本治療していくようなところです。 骨格の違いや筋肉のつき方など人それぞれ違うのに、YouTubeなどに出ているストレッチはそれを考慮してくれていないので、イマイチ効果を感じられなかったり別の場所が痛くなったりする事もありました。ですがこちらに通い始めてから長年苦しんでいた首凝りからの頭痛が劇的に良くなってます! ランニング時の股関節の疲労も気付いたら無くなってました! 1番のメリットは、なかなか生活が変えられない中で、レクチャーしてもらった調整メニューをこなしながらうまく付き合い、日々自分で自分の身体を調整できるのが何よりも良いです。 ただ、唯一ネガティブな意見を述べるとしたら、通った際のアクティブ感?が少なく動きのシンプル感が大いにあるので今日もやったぜ!!!!という感じは少し控えかも笑 慣れれば、楽ちんな動きで改善されるのでラッキーですね!! とはいえ、身体のメカニズムを知りたい方はや根本的に身体の不調を治したい方はとてもとてもオススメです!!!
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比嘉明人
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テニスの競技パフォーマンスをさらに高めたいと思い、バックエイジングさんに通っています。 自分の身体の特徴や個体差を細かく見てもらい、その時の状態や課題に合わせたエクササイズを提案していただけるので、一般的なトレーニングとは違う良さを感じています。 実際に取り組んだ後は、サーブのスピードが上がったり、スイングが振りやすくなったりと、コート上で変化を実感できます。競技をしていると、ただ筋力をつけるだけではなく「自分の身体をどう使えば、より効率よく力を出せるか」がとても重要なので、そこを確認しながら取り組めるのは大きな魅力です。 これからもパフォーマンスを高めながら、できるだけ長く高いレベルで競技を続けていきたいと思っています。競技力を上げたい方はもちろん、年齢を重ねても長くスポーツを続けたい方にもおすすめです。
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BACK AGINGの連動性トレーニング・治療の考え方についてはこちら

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