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走ると腰が痛くなる本当の原因
走ると腰が痛くなる本当の原因
ほぐしても、鍼を打っても、走るとまた痛くなる方へ
研究監修:伊藤龍平(株式会社HUREC 代表取締役) / 医療監修:浜木遼太(鍼灸師・BACK AGING藤沢店 店長)
※この記事は、当院の研究監修者・医療監修者の解説をもとに構成しています。
この記事でわかること
- ほぐしても、ストレッチをしても、走るとまた腰が痛くなるのはなぜか
- 腰に負担が集まる原因を、当院がどこに見ているか
- その原因を確かめる方法(骨格動作タイプ検査)
痛みの出ている腰ではなく、そこに負担を集めている走り方のほうを分析します。藤沢のバックエイジングで検査を受けられます。
走っていると、腰が痛くなってくる
走り始めは何ともない。ところが、距離が伸びてくると腰が重くなり、そのうち痛みに変わる。走り終えて休むと治まるのに、次に走るとまた同じところが痛くなる。
先にお伝えしておきます。転倒や強くひねったあとの痛みについては、この記事はあまりお役に立ちません。まず医療機関を受診してください。
ただ、ほぐしても、ストレッチをしても、走るとまた腰が痛くなる。それが何年も続いている——そういう方には、お役に立てると思います。
腰痛とは——ひとつの病名ではなく、症状の総称
腰痛とは、腰のあたりに感じる痛みや重だるさの総称です。ひとつの病名ではなく、さまざまな原因で起こる症状をまとめた呼び方です。
厚生労働省の国民生活基礎調査(平成28年)では、腰痛は男性が訴える自覚症状のなかで最も多く、女性でも2番目に多いものとして挙げられています(厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査の概況」)。
それだけ多くの方が抱えている症状であり、世の中には腰痛の治療も、予防のアプローチも、数えきれないほどあります。
一般には、何が原因と言われているか
厚生労働省の資料では、腰痛は原因を特定できる「特異的腰痛」と、検査では原因を特定しきれない「非特異的腰痛」に分けられ、腰痛の約85%は後者に分類されると紹介されています(厚生労働省「腰痛対策」)。病院で調べても「はっきりした異常はない」と言われたのに痛みが続く——それは、医学的にも決して珍しいことではありません。
日本整形外科学会「腰痛」も、正確な診断が重要であること、そして特定の警告症状がある場合には速やかに医療機関を受診することを強調しています。その症状は、この記事の後半にある「先に医療機関の受診をおすすめする場合」にも挙げています。あてはまる場合は、まず受診してください。
そのうえで、走る方が実際に受ける助言は、だいたい決まっています。走行距離を減らす。腰やお尻の筋肉をほぐす。体幹を鍛える。ストレッチで柔軟性を高める。
一般的な対処は、無駄ではありません
距離を減らすことも、ほぐすことも、体幹を鍛えることも、ストレッチも、それ自体が良くないわけではありません。うまく取り入れることで痛みが和らぐ場面は、たしかにあります。
腰の筋肉をマッサージでほぐす、鍼で緩める。もう少し遠くへ行って、お尻や股関節周りをほぐす、ストレッチで可動域を上げる。こうしたアプローチで良くなっているのであれば、何も問題はありません。
それでも、走るとまた戻ってしまう
ただ、施術を受けた直後は軽いのに、走る量を戻すとまた同じところが痛くなる。そういう方がいらっしゃいます。
ここで考えてみていただきたいことがあります。同じ距離を、同じ路面で走っていても、腰が痛くなる方と、ならない方がいます。体幹を鍛えていても、柔軟性が高くても、腰に来る方がいます。
筋力や柔軟性だけが理由なら、鍛えて伸ばせば解決するはずです。当院は、そこに「その走り方が、ご自身の骨格に合っているか」という要素が抜けていると考えています。
腰が大きく反ったトップランナーも、反りの小さなトップランナーもいる
腰痛の話になると、必ずと言っていいほど姿勢の話が出てきます。反り腰は良くない。骨盤を立てなさい。お腹に力を入れなさい。——そう言われたことがある方は、多いのではないでしょうか。
ところが、走る世界を見ると、こういうことが起こっています。
腰が大きく反ったまま走るトップランナーがいます。
その一方で、反りのずっと小さなトップランナーもいます。そして、どちらも世界のトップで走っています。
もし反り腰そのものが痛みの原因なら、腰を反らせたまま何万キロと走っている選手たちは、どう説明すればいいのでしょうか。
当院はこう考えています。問題なのは反っていること自体ではなく、その形がその方の骨格に合っているかどうかです。
その違いは、骨格から来ています
では、この違いはどこから生まれるのか。
血液型にタイプがあり、それが一生変わらないことは、誰もが知っています。同じように骨格にもタイプがあり、それも生涯変わらない——このことは、意外と知られていないのではないでしょうか。
骨格動作タイプとは
骨格の個体差(先天的特質)を10年以上研究してきたHUREC(バックエイジングの運営会社)が、16種類に体系化した先天的な動作個体差のタイプ分類です。先天的に骨格が異なる以上、身体の動かし方にも一人ひとり「その人に合った形」がある——という考え方にもとづいています。タイプが違えば、自然な姿勢やフォームが異なります。
骨格が異なると、姿勢を制御するために使われる筋肉が変わります。そして、制御に使われている筋肉は、動くときには使いにくくなります。残った部分で体を動かすことになるため、その方にとって自然な姿勢や走り方が変わってくる——というのが当院の考え方です。
ですから、あるタイプの方にとっては、少し腰が反っているのが骨格上自然な形です。その方が無理に骨盤を立てようとすると、他の部分でバランスを取るために、かえって別のところに負荷がかかります。
合う・合わない、であって、良い・悪いではありません。
あるタイプにとって自然な姿勢が、別のタイプにはただの歪みになります。
もちろん、別のタイプの方にとっては、その反り腰は自然な形ではありません。どちらなのかは、検査をしないと分かりません。
骨格に合わない走り方が、腰に負担を集める
自分の骨格動作タイプに合った走り方をしているとき、体は全身が連動して動きます。人間の体にはものすごい数の関節がありますから、走る衝撃は、その全身の関節に分散されます。
ところが、自分の骨格動作タイプから外れた走り方をしていると、この連動が崩れます。全身に分散されるはずだった負担が、一部の関節に集中します。当院はこれを部分負荷と呼んでいます。
腰に負担が集まるというのは、腰の周辺だけで動きを引き受けてしまっている状態です。本来であれば、足首、膝、股関節、背中と、あらゆる関節がそれぞれに動いて、全身運動として走っています。
そして走るという動作は、その1歩を何千回、何万回と繰り返します。自分の骨格に合っていない走り方のままなら、その走り方のぶんだけ、腰に負担が積み重なっていきます。
だから、腰をほぐしても、走り出すとまた痛くなります。施術が効いていないのではなく、そこに負担を集めている走り方が、変わっていないからです。
子供の頃は、腰痛になりませんでした
そもそも子供の頃は、自分の骨格動作タイプに合った動き方に自然になっています。全身が連動して動き、負担が全身の関節に分散するので、腰痛にはなりません。
ところが年齢を重ねる中で、その自然な動き方から少しずつ離れていきます。姿勢を意識するようになったのか、どこかで指導を受けたのか、競技の中で身についた癖なのか、筋力が落ちてきたことが影響したのか。きっかけは方によって違います。ただ、骨格動作タイプから外れた分だけ、負担はどこか一部へ寄っていきます。
それが腰に来る方もいれば、膝に来る方も、肩に来る方もいます。それは、その方がどんな崩れ方をするかによります。ただ、共通しているのは、自分の骨格動作タイプから外れている、というところです。
本来のあなたの走り方に、戻していく
当院がまず行うのは、その方の骨格動作タイプを調べることです。そのうえで、タイプに合った動き方へ、施術とトレーニングで整えていきます。
新しい何かを身につけるのではありません。本来のあなたの走り方に「戻る」ということです。全身が連動して動くようになれば、負担は全身の関節に分散されるので、腰に集中しなくなります。
もし、ほぐしても、鍛えても、ストレッチをしても、走るとまた腰が痛くなる。そして、それでも走り続けたいと思われているのであれば、まず骨格動作タイプの検査から始めてみていただきたいと思います。
※体の変化を実感される方も多くいらっしゃいますが、感じ方や変化には個人差があります。
ご自身の骨格動作タイプは、動作を撮影して分析しないと分かりません。
藤沢のバックエイジングで、検査を受けていただけます。
検査から治療までの流れ——1回目は検査、2回目から治療
バックエイジングでは、1回目に骨格動作タイプ検査を行い、後日の2回目から施術とトレーニングに入ります。検査だけで終わるのではなく、その方の骨格に合った動きへ、施術とトレーニングによって整えていきます。ご自身で続けられるエクササイズも、お一人おひとりに合わせてお伝えしています。
検査・施術を担当するトレーナーは、全員が国家資格を持つ専門トレーナーです。撮影はトレーナーが行い、そのデータの分析を経て、2回目にお体に合わせた治療へ進みます。
はじめての方の流れ
骨格動作タイプ検査 + 初回治療
13,200円(税込・2回セット/検査5,500円+初回治療9,900円を個別にお受けいただくことも可能です)
▼最短1週間が目安
検査と治療を別の日に分けているのは、撮影したデータを分析したうえで、その方に合った内容で治療に入るためです。
※体の変化を実感される方も多くいらっしゃいますが、感じ方には個人差があります。
先に医療機関の受診をおすすめする場合
次のような症状がある場合は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。当院での検査・施術より、医師の診察が優先されます。
- じっとしていても痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 脚のしびれ、力が入りにくい
- 尿や便が出にくい、もれるなどの異常をともなう
- 転倒などのはっきりした怪我のあとに痛みが出た
- 発熱、原因のはっきりしない体重減少をともなう
- がんの治療を受けたことがある
すでに治療中の方や、手術を含めた方針を医師と相談されている場合は、主治医の方針を優先してください。ご相談や検査を受けていただくのに、医師の許可は必要ありません。
この記事のQ&A
走ると腰が痛くなるのは、腰の筋力が足りないからでしょうか。
筋力を高めること自体が良くないわけではありません。ただ、鍛えても走ると同じところが痛くなる、という方はいらっしゃいます。当院は、腰の強さの問題としてではなく、走り方がその方の骨格に合っているかどうかの問題として見ています。合っていないと連動が崩れ、全身の関節に分散されるはずの負担が、腰に集中します。
反り腰だから腰が痛くなると言われました。直したほうがいいのでしょうか。
その反り腰が、ご自身の骨格にとって自然な形なのかどうかによります。あるタイプの方にとっては、少し腰が反っているのが自然な形です。その方が無理に骨盤を立てようとすると、他の部分でバランスを取るために、かえって別のところに負荷がかかります。一方で、別のタイプの方にとっては自然な形ではありません。どちらなのかは、検査をしないと分かりません。
痛むのは腰なのに、腰を診ないのですか。
痛みが出ているのは腰でも、そこに負担を集めているのは走るときの全身の動き方だと当院は考えています。ですから、腰そのものよりも、走るときの全身の動き方が、その方の骨格に合っているかどうかを分析します。腰に負担が集まらない動き方に戻ることで、結果として腰の痛みが軽くなっていく、という考え方です。
走るのをやめたほうがいいのでしょうか。
当院にお越しになる方には、走ることを大切にされている方が多くいらっしゃいます。当院が目指しているのは、走ることをやめていただくことではなく、腰に負担が集中しない状態に戻して、走り続けられるようにすることです。ただし、この記事の「先に医療機関の受診をおすすめする場合」(検査から治療までの流れの章にあります)に挙げた症状にあてはまる場合は、まず医療機関を受診してください。
この記事を運営するバックエイジング(BACK AGING)藤沢店は、JR藤沢駅南口から徒歩4分。慢性的な膝痛・腰痛を専門とする治療院です。
腰をほぐしても、走り出すとまた同じところが痛くなる——そういう方は、骨格動作タイプ検査から始めてみてください。
BACK AGING(バックエイジング)藤沢店|ひざ痛・腰痛専門治療院
〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-4-13 ロコテラス湘南 7階
電話:070-9298-1284(JR藤沢駅南口 徒歩4分)
営業時間:平日9:30〜21:00/土日祝8:00〜19:30
https://backaging.com/
著者:BACK AGING編集部
研究監修 伊藤龍平 / 株式会社HUREC 代表取締役
医師・理学療法士・鍼灸師、トップアスリート指導者など身体の専門家で構成される研究団体HURECを組織し、10年以上にわたり骨格の個体差(先天的特質)を研究。その研究から「骨格動作タイプ」を16種類に体系化。各種競技のオリンピックアスリート、日本代表選手、などからも多くの支持を受ける。
医療監修 浜木遼太(はまき りょうた) / 鍼灸師・連動性トレーナー・BACK AGING藤沢店 店長
森ノ宮医療大学 鍼灸科で鍼灸師の国家資格を取得。変形性膝関節症、腰椎椎間板ヘルニア、慢性腰痛など、他院で改善に至らなかった重度の慢性痛を専門とする。骨格動作タイプにもとづき、一人ひとりに合った体の使い方から痛みの根本原因にアプローチする。自身も陸上競技で怪我に苦しんだ経験を持ち、繰り返す痛みのつらさを知る。
※本記事は、研究監修者が解説した内容をもとに、BACK AGING編集部が構成したものです。文章の作成の一部にAIを活用し、公開前に担当者が事実関係を確認し、医学的な内容は医療監修を経て公開しています。
※本記事は特定の疾患の診断・治療効果を保証するものではありません。症状の原因の診断は医療機関で行われます。




